CFとは、キャッシュフローを略した言葉です。簡単に言うとお金の流れのことです。営業でお金をなんぼ稼いだのかを示すのが、営業CFです。一番簡単な算定方法は、損益計算書の当期純利益に減価償却費をプラスした金額です。減価償却費は、資金の支払いがない経費ですのでその分お金は減っていないはずだからです。売上高が増えていても営業CFが減っていては意味がありません。営業CFで稼いだ資金が返済の原資になります。単純に言うと、年間の返済額が、営業CFを超えている場合には新たな資金調達が必要となります。
2011年 11月 20日
損益計算書、なんで最初に損を言って後に益を言うのでしょうか?順番は逆だと思います。
益と損の計算書です。益は、大体の場合、一つだけです。お金が入ってくる理由は、売上です。その後は、ほとんど損ですよね。仕入、人件費、減価償却費などなど、なぜか、損のほうは、非常に細かく分類されています。お金をもらう時には、理由をあまり考えないけど、お金を払う時には、理由を細かく考えるという人間の特性の表れでしょうか?しかし、本来企業活動においては、売上が一番大事です。それ以外にお金を得ようとすると、借金するしかありません。しかし、残念ながら返さないといけません。返さなくてもよいお金は、基本的には、売上だけです。売上の中身の理由を考えるのが本来一番大事なのに、会計はそれには対応してないのかもしれません。もっと、売上を細分類することが必要です。部門別、顧客別、商品別、時間帯別、企業が知りたい情報はむしろ売上の結果を知り、原因を探ることにあります。単価×数量で売上です。一行では、本来足りません。
貸借対照表、わかりにくいことばですね。むしろ、英語でそのままバランスシートというほうがわかりやすいと思います。一言で言うと財産と借金のバランスの表です。バランスを知ることで自分が正味なんぼ持っているのかを知ることが目的です。例えば、100万円預金ががあっても、クレジットの支払いが80万円あったらどうでしょうか?それでも100万円あると考える人はいないでしょう。正味、20万円しかないと考えるのが普通でしょう。バランスシートも同じことです。かっこよく言うと、資産ー負債=純資産ということです。あるいは、どんな風に資金調達して何に使ったのかが書いてあります。右側には返す分と返さくてよい分がのってます。負債と純資産です。その調達した資金で、商品を買ったり、車を購入したり、銀行に預けたりします。左側にのっている資産です。かっこよく式にすると、負債+純資産=資産です。バランスが大事です。